アウトドア派なら、子どもを小さな探検の世界に連れ出すのはどうでしょう?
特別の場所に連れて行くのでもなく、重装備が必要なわけでもありません。少し大きめのいつもの公園や、人家の少ない山道、緑の沢山ある場所ならどこでも大丈夫。
誕生日だから子供が主役(隊長)
誕生日のお祝いに1日隊長を命じましょう。
行く場所、遊び方、お昼ご飯を食べるタイミングなどすべてを隊長に任せましょう。
まず大事なのは
「これから探検隊を結成する!」と宣言してもらうコトです。
行動をはじめたら、トイレに行く時もお水を飲む時も、隊長に報告しましょう。
大げさな家族総出の野外おままごと
たくさんの発見がある探険
土手に隠れているつもり。土に顔を寄せると土の香りが迫ってきます。この香りを知る子供って今は少ないかも?
石を積み上げるのに夢中! 石を探したり、サイズや形状の合う石を選んだり…、ボードゲームなんか負けちゃうくらいの集中度。
葉っぱのお面。大きく枯れた葉っぱを探すモノ今は難しい時代になりましたねー。
小さなノートを用意して、発見したモノをメモするのも楽しいです。
山道を歩いていて発見した木の実や石ころの絵を描くのもよし、大発見の不思議を言葉で書くもよし、それが出来ない年齢なら、見つけた草の葉を手帳に挟むとか…。
探検が楽しかったら大きな○(丸)を描くとか…。
ともかく歩いている間じゅう、「今は探検なんだ」という雰囲気を維持し、真剣に取り組むワケです。
我が家は子育て中、頻繁に探険に出かけました。その名も「ゴリラ探検隊」。
家族4人が同じノート(色違いのカバーを付け)を持ち、公園や川の探険に出かけたのが良い思い出になっています。
大きな公園の外れは案外と人が入っていなくて、草ボウボウだったり、石がゴロゴロだったり…。
小さな子どもには結構な冒険地帯に感じるようで、その辺りを1周すると、ある種の達成感が表情に表れたりします。
体と好奇心を思いっきり刺激した後の楽しいお弁当。おにぎりとウインナーだけでも極上の誕生日ランチになります。
これって、実はキッザニアのアウトドア版。
ちょっと難しそうな事をメチャクチャ真剣になって、大人のように取り組む。
むしろルールも順番待ちもなく、気持ちの良い青空の下で自由に動き回れる探検隊の方がずっと楽しい気がします(お金もかからないし…)。