夏休み中の孫娘(中1)と2人で行った小さな旅行の記録、2日目です(写真多め)。
車に弱い孫と楽しむために、車酔い回避のテクテク旅行です。
甲斐大泉から清里へ
朝食後、すぐにホテルをチェックアウト。1番の目的地、清里へ向かいます。
バスの送迎に頼らないので、思い立ったらすぐ出発! 徒歩旅行はホント気軽、身軽じゃないけど。
昨日と同じ道を逆に辿るも、甲斐大泉駅まではずっとダラダラの登り。下りだった昨日の1.5倍の時間がかかり、汗は噴き出る足はダルダル…。
余談だけど、ロイヤルホテル八ヶ岳から清泉寮まで歩いてみようか?と考えたコトもあって…。
県道を2時間歩けば着くし(7km強)、歩道はなく歩行者用のラインが引かれているとGoogleマップ(ストリートビュー)が教えてくれたけれど、安全第一で電車を選びました。
交通事故や事件、私の体調不良(そうだ私は持病ありで、無理をしてはいけないのだった)、はやり不測の事態に遭わないよう行動しなくちゃ!
清里駅から徒歩で清泉寮へ
清里駅は小さいながらも観光地を思わせるお店や観光案内所がありました。駅前の機関車が印象的。
とりあえず観光案内所に行って、観光案内図をもらい、清泉寮までの道を聞きました。
「歩くと30分くらい」という話に、側にいた同世代のご夫婦が「それは大変だわ。大丈夫ですか?」と声をかけてくれました。が、ここぞとばかり「楽勝です!」と答えて、清里駅を後に…。
緑いっぱいの中を孫と2人だけで歩きました。きちんと歩道があっても、ほとんど歩いている人はいません。
なだらかな登りをのんびり歩き、写真を撮ったり、しばし緑を眺めたり…。
本当に楽勝で清泉寮に着きました。チェックイン時間前だったので、荷物を預け清里テラスへ。
清泉寮から清里テラスへ行くパノラマリフト乗車口(サンメドウズ清里)まで歩くと1時間以上の登りになりそうなので、バス(清里ピクニックパス)を利用。
片道9分で500円。往復で1000円ですが、1日周遊チケットも1000円。
もちろん周遊券を買いましたが、バスの本数が少ないので周遊チケットを活かすのは難しい感じです。
時刻表を念入りに調べ、その通りに動くなんてイヤだし、孫娘の車酔いも心配なので、清泉寮・パノラマリフト間以外には使いませんでした。
それでも周遊チケットは「買い」です。周遊チケットの提示で沢山の特典(チケ得サービス)をゲットできるからです。
清泉寮本館レストランや清泉寮ファームショップが10%OFF、まきばレストランの食事代が300円OFF、パノラマリフト100円OFF…など、清里ピクニックバス周遊券のチケ得サービスは利用価値大の特典がいっぱいです。
チケ得サービス対象期間:4月12日~11月10日(2019年)
この清里ピクニックパスは季節や日にちによって1台運行日と2台運行日があります。1台、2台といっても、台数ではなく便数です。
私たちの利用は夏休みだったので、2台運行日でした(8月は全日2台運行日で8便)。
清里テラスはすごかった!
パノラマリフトは結構ドキドキします。標高1900mに作られた清里テラスまで10分で登ります。
空中散歩という説明がピッタリですが、周りを見渡すまでに少々時間がかかりました(ちょっと怖いよ~)。
落下防止レバーを握りしめて、それでもたまに写真を撮りつつ、孫と賑やかに空中散歩!
数台ですが、車椅子用(円柱型)もありました。
清里テラスには有名なソファがあります。丸い大きなソファです。
1度はここに座ってみたいと思って登ってきましたが、当然満席。でも、ソファの横についている砂時計が交代を促すので、待っていたら座れました。
もちろん砂時計は座った人が回転させるのですが、遅らせたり無視したりする人はなく、とても気持ちの良く利用できました。
あんな場所であの大きなソファに座ったら、自然とはしゃいじゃうし、何だか笑っちゃいますよ。
座り心地はいいし、飲み物を置く台も設置されているし…もう満点!
景色はご覧の通り。曇り空でしたが、それでも遠~い山々までのぞめて心底晴れ晴れとした気持ちになりました。
パノラマリフトで下ってきてから、今度はフラワーリフトへ。
こちらは距離も短いし、リフトも低めに出来ているので全然ヘッチャラ。でも、面白くない!
途中の斜面にドッグランエリアや小さな子供用アスレチック、デイキャンプのテントなどが見えました。
清泉寮の素晴らしさ
清里テラスから戻り、清泉寮にチェックイン。
周りが全部、緑色(笑)。そこに赤い屋根の清泉寮。
清泉寮そのものが観光名所となっているので、泊まり客以外にも沢山の人々。
本館案内所から館内を通り新館のフロントに向かったのですが、廊下は客室のドア、途中にある書斎風の部屋などがものすごくステキで人気ぶりがうなずけます。
ホテルというより寄宿舎のような雰囲気を感じました(寄宿舎は映画でしか知らないけれど 笑)。
フロント前のロビーには暖炉を囲んでソファが置かれています。コーヒーメーカーや本が置かれていて、利用している方がチラホラ。
時間によっては、満席のことも…。
ここはお風呂やレストラン(館内探険の時も)に行く時に何度も通りました。ステキなんです。
館内にこんなお部屋もあったりして…。清里の開発に寄与したポール・ラッシュ博士に関係のあるお部屋でしょうか?
部屋は17㎡、広くはないですが、私たちには充分でした。昨日の広い部屋より何かいいね、と孫娘。
窓の外はすぐ緑。手が届くくらいで、落ち着いた気分になりました。
冷房がないので扇風機が置いてありました(涼しいので予備って感じでしょうか?)。
部屋に入ると窓が少し開けてあり、気持ちよかった~。自然の風邪は最高です。
もちろん冬場の暖房は万全と見えます。部屋にも廊下にも大きな暖房機が設置されていました。
昨日に続き、清泉寮でも夕・朝食ともバイキング。
ただ、昨日とは全然違って…。
テーブルへの案内もスマート、並んでいる料理も豪華・美味、デザートは本格的…。
ちょっと食いしん坊の私はメチャクチャ嬉しかったです。調子を落とすといけないので、バカ食いはしませんでしたけど、本当は食べまくりたかった~!
お寝坊さんの孫娘もこの環境にはエラく感激して、翌日早起きして朝散歩の行くと…。
3回声をかけても起きなかったら、私1人で散歩に行くと宣言していたんですが、ひと声で起床。
2人で朝露の中を走り回りました。いや、ちょっと走った私と走り続ける孫です。
明日は帰る日ですが、午後までもうひと遊びします。
…つづく